米下院版「台湾政策法」提出

台湾

台湾ボイスの皆様、こんにちは、林建良でございます。
台湾政策法は非常に重要な法案ですけど、しかし、それは法律になるために、いくつかの関門が必要と台湾ボイスで紹介しました。まず、9月14日に上院の外交委員会で可決したのですが、その後は上院の総会でもう一度可決しないといけないのと、下院も同じような法案を出して可決しないと、今度、大統領に提出することはできません。それと合わせて1本の法案にして、再度可決して最終的には大統領の署名によって、初めて法律になります。非常に日程的には、かなり厳しいということですけど、実は嬉しいことにアメリカ時間の9月28日、日本時間の9月29日に下院が同じ台湾政策法を提出しました。それは37名の共和党だけの連名で出しました。しかし、共和党のその下院議員37名の中に多数の大物が存在しました。例えば、筆頭提出者はマイケル・マッコールというのがいます。彼はアメリカの共和党の中で反中派の有名な大物です。もう1人の方はかなりの親台湾派であるスティーブ・シャボットです。彼もマイケル・マッコールも同じ共和党の人間ですけど、この2人とも37名の中の2人で一緒に提出しました。ちなみにマイケル・マッコールは今の下院の外交委員会のナンバー2です。下院の委員会は民主党が過半数を取っていますので、全ての委員長は民主党の人間ですけど、そのNo.2が共和党の人間、つまり共和党の中の外交委員会のトップになります。そして、彼らはなぜこういうときに提出したのか、かなり日程が厳しかったのです。実際は上院の外交委員会でも、おそらくこの法案が会期中に全部成立するのは難しいのではないかという考えがあって、外交委員会から軍事委員会と相談して、もし通らない場合は国防権限法の中に入れ込んで通過させようという相談も始めているところでした。そして実は上院の台湾政策法の委員会が可決したときに、下院の親台湾派の代表的人物のスティーブ・シャボットは当時、新聞記の質問に下院でもこのような法案を出す用意があるかどうかと聞かれて、彼は「いや、その動きはありません」と答えました。あまり積極的ではなかったのですが、9月14日の上院の外交委員会の可決した2週間後、ちゃんとこの法案を出されたのです。この法案は全部で112ページあります。内容は上院の出した台湾政策法とほぼ同じですけど、幾つか更に親台湾的な部分があるのです。

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